※本日は190回目のひとさじの会の活動でした。

今回はお花見客と外国人の観光客でいつもより賑わっている浅草コースの配食から参加しました。浅草寺周辺の歩道にはいつもの1.5~2倍強の人がいるような感じでした。

「人が一杯いるから今日はいつもよりもおじさんの数は少ないかな」と話しながら最初のおじさんがいる場所に向かいました。

最近浅草のおじさんたちの数が少なくなってきているように感じていましたが、当初の予想は外れ、この日はいつもよりも多くおじさんがいました。その中には1、2月にはお会いできなかったおじさんにも会えました。

一緒に回っていたボランティアの方たちの「お会いできてよかった」「安心した」という声かけに「久しぶりだね~」「覚えてくれてるの?嬉しいねぇ」などと笑顔で応えてくれるおじさんたちが印象的でした。ひとさじの会ならではの光景だなと気持ちが和らぎました。

それと同時に大きな窓ガラス越しにお酒を片手に盛り上がっている背広姿の人たちの姿に何とも云えない感覚も覚えました。自分も結局は「窓ガラスの内側」にいることを突きつけられ、やるせなさも感じた配食でした。
※本日は189回目のひとさじの会の活動でした。

この度、縁が整い、ひとさじの会に参加させていただいた。今から三年ほど前にこの活動を知り、その頃から興味を持ってはいた。しかしながら、中々参加する勇気が出なかったというのが本音である。

「慈善活動は、良い事だ。」と頭で分かってはいても、中々行動に移すことができなかったのである。また、行動できなかった理由の一つには、ホームレスの方について偏見があったことも事実だろう。ただ不衛生そうという理由だけで、嫌悪感を抱いていたのである。つくづく自分の人間性を疑ってしまう。

さて、そんな性悪でチキンな私がひとさじの会に参加できたのは、偏に親友のおかげである。ひとさじの会リピーターの彼に、一緒に行こうと誘われたことがきっかけだった。

今までは、ただの偏見でホームレスの方を不衛生だと決めつけていたが、その点に関しては当たっていた。いや、むしろ想像を絶するものだった。泥と隣合わせで横になる方や、壊れた寝袋で寝る方、濡れている布団を被る方や、悪臭を放つ方もいた。とても驚きだった。

しかし、お話をしてみるととても温かみのある方ばかりだった。私の持つ偏見では「おにぎりもう一個くれ」とか、「お前らはいいよな」とか言う人ばかりだと思っていた。そんな偏見を持っていた自分が情けなく、活動をしながら何度もこころが締め付けられる思いをした。

出発の前、吉水先生が「ホームレスのおじさんたちは、我々と何も変わらない人間です。」とおっしゃっていた。これを聞いた時は、この言葉の意味がよくわからなかった。しかし、実際に自身の目で見て、経験をした活動後は、その言葉の持つ重みが少しだけ理解できたような気がした。

せっかくひとさじの会と繋がったこの尊いご縁を無駄にしないよう、微力ながら今後も活動に参加させてもらいたい。
※本日は188回目のひとさじの会の活動でした。

吉水さんのお話を聞かせていただく機会に恵まれた時、そのお話に感銘を受けるとともに、ただ聞くだけではなく、自分も必ず「ひとさじの会」の活動に参加してみるべきだと思いました。

自分にとってホームレスの人たちはいつも心のどこかで気になってはいたけれど、素通りしてしまっていた存在で、その方たちに実際に接することは、いささか緊張することでした。

おにぎりを皆で握ったあと、夜回りの前に光照院の本堂で、これまで路上で亡くなった方々に思いを馳せながら、お念仏を唱えます。灯りを落とした本堂のなかでのこの時間が、神聖な祈りのひとときであるように感じました。

吉水さんのチームのひとりとして、上野駅周辺や上野公園を回りました。吉水さんはひとりひとりの心に届くような優しい声で路上の方たちに話しかけます。

私も首からおにぎりの入った袋を下げ、その人たちに渡しました。靴下や帽子、下着、寝袋、それに薬など、いろいろなものを必要としている人たちがいます。

その方たちは、私たちに「ありがとう」と声をかけたり、ひとりひとりいろいろな表情を見せてくださいました。なぜ私はこの人たちとの間にこれまで壁を感じていたのだろう、と自らを省みる学びをいただいた一夜でした。

貴重な体験をさせていただいたひとさじの会の皆さんと、私を受け入れてくれた路上の方々に感謝したいです。ありがとうございました。これからも活動に参加させていただきたいです。よろしくお願いいたします。
※本日は187回目のひとさじの会の活動でした。

2月5日(月)はひとさじの会の活動に参加させていただきありがとうございました。

炊き出しの準備よりお手伝いをさせていただきましたが、寄付をされた貴重なお米一粒一粒への感謝をはじめ、一つ一つの作業にも感謝が込められている空気を感じて、よい意味での緊張感の中での作業を体験させていただけたと思っています。

手の切れるような冷たい水で米を洗い調理器具を洗ったその後にも、自分の手にじんわり戻ってくる体温を覚えて感謝を新たにしました。

法要後、夜の配食では、私は上野のエリアを担当させていただきました。

お一人お一人に声をかけておにぎりなどをお渡しする、ほんの短い間のコミュニケーションではありましたが、皆さんのこちらをご覧になる穏やかで優しいまなざしに包まれて、私も優しい気持ちになることができたと感じています。

社会の構造上の問題として語られるような蘊蓄とは全く別な次元で、そこにはかけがえのないお一人お一人のいのちがあり、そして冬の寒空の下で夜を過ごさざるを得ない苦しみを抱えているということを、しっかりと胸に刻ませていただこうと思っています。

貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。
来月にも再度おじゃまいたしますがよろしくお願いいたします。
※本日は185回目のひとさじの会の活動でした。

私は昨年12月よりビッグイシュー基金というホームレス問題に取り組むNPOに勤めております。

様々な当事者の方への応援プログラムの内のひとつとして、また私自身の勉強のため、ひとさじの会さんの夜回りに参加させていただきました。

私自身まだ経験が浅く、夜回りに関しても今回で2回目です。前回は昨年12月末に東京駅周辺を、今回は上野駅と上野公園周辺を雨の中まわりました。

前回とくらべて印象の違いとしては、路上生活の方々の数の多さです。時期やタイミングによっても変わるものだとは思いますが、中には屋根のある場所を当事者の方同士で共有して、お互いでコミュニケーションを積極的にとられている方々もおりました。

仕事や家がなくなり路上生活になる大きな原因のひとつとして、社会的な孤立というのものが考えられますが、厳しい中でもそれぞれが声をかけ合っているお姿は、今後サポート活動していく上での何かのヒントにできないかと思います。

多くの方はダンボールで雨風をしのいでいるのですが、土の上にただ横たわっている方もいらっしゃいました。人さじの会さんの夜回りでお配りしているものは様々なケアに配慮されていて、そのときは防寒用のシートを用意し、まとっていただきました。

配布物としてはそのほかに数種類の食べ物、帽子や手袋などの防寒グッズ、お薬、さらにはおみくじまでありました。これは当事者の方々の精神的なよりどころにもなるアイデアだと思います。

夜回りというのは当事者にとってはあくまで一時的な支援活動なのかもしれませんが、たとえその場だけでも飢えや寒さが少しでも和らぎ、明日のための助けとなるのなら今後も継続していくことが大事だと感じました。

ひとさじの会さんの活動のご様子や携行品を見た限りでも、これまでの地道で有意義な活動で培ってきたご経験と思慮をうかがいえることができました。

今回の参加を通して、ホームレス問題とむき合い当事者の声を世の中に届けるという課題について、さらに取り組んでいきたいという思いを強くしました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。