※今回は175回目のひとさじの会の活動でした。

ひとさじの会へ参加し感じたことは、人の温かさです。駅前にいる、路上で生活をしている人、段ボールにくるまって眠っている人、今まで見たことはありますがその人たちに自分から近づいていくとなると、初めは正直不安な気持ちでいっぱいでした。

高校生だったころ、毎朝利用していた電車に大きな荷物を抱え、路上で生活をしているのかなと思うような人が乗車していました。その人は何とも言えない異臭を放っていて、いくら満員の電車でも誰もその人の周りに座ったり立ったりする人はいませんでした。近くにいたけど、ずっと目を背けていました。

おむすびを渡して避けられたりしたらどうしようという不安もありました。しかしいざ行ってみるとなると驚いたことに、「お~!待っていたよ!」と声をかけて下さる方が多かったのです。待っていたよ、と言われたことにとても温かさを感じました。私が必要とされているのだと思いました。

おむすびを配って、体調を聞いて、たくさん話をしてくださる方もいて、とても楽しかったというのが感想です。

お酒を飲んで5人ほどで楽しんでいる方もいました。想像していたこととは真逆で、明るい方が多かったことに私が救われました。

「いつもありがとう、とても助かっているよ」と声をかけていただくことが多かったのですが、このような活動をして、触れ合った人のとびきりの笑顔や温かさに触れて、助けられていたのは多分私の方です。

これから先、辛いことがあってもがんばろうと思えた経験でした。そして同時に、私も誰かに優しさを届けることができるような人間になりたいと思いました。

東洋英和女学院大学の学生のひとさじの会への参加は初めてだと伺いましたが、本当にとても良い経験だったので、可能であれば来年もぜひ、後輩にも経験してほしいと思います。