※本日は185回目のひとさじの会の活動でした。

私は昨年12月よりビッグイシュー基金というホームレス問題に取り組むNPOに勤めております。

様々な当事者の方への応援プログラムの内のひとつとして、また私自身の勉強のため、ひとさじの会さんの夜回りに参加させていただきました。

私自身まだ経験が浅く、夜回りに関しても今回で2回目です。前回は昨年12月末に東京駅周辺を、今回は上野駅と上野公園周辺を雨の中まわりました。

前回とくらべて印象の違いとしては、路上生活の方々の数の多さです。時期やタイミングによっても変わるものだとは思いますが、中には屋根のある場所を当事者の方同士で共有して、お互いでコミュニケーションを積極的にとられている方々もおりました。

仕事や家がなくなり路上生活になる大きな原因のひとつとして、社会的な孤立というのものが考えられますが、厳しい中でもそれぞれが声をかけ合っているお姿は、今後サポート活動していく上での何かのヒントにできないかと思います。

多くの方はダンボールで雨風をしのいでいるのですが、土の上にただ横たわっている方もいらっしゃいました。人さじの会さんの夜回りでお配りしているものは様々なケアに配慮されていて、そのときは防寒用のシートを用意し、まとっていただきました。

配布物としてはそのほかに数種類の食べ物、帽子や手袋などの防寒グッズ、お薬、さらにはおみくじまでありました。これは当事者の方々の精神的なよりどころにもなるアイデアだと思います。

夜回りというのは当事者にとってはあくまで一時的な支援活動なのかもしれませんが、たとえその場だけでも飢えや寒さが少しでも和らぎ、明日のための助けとなるのなら今後も継続していくことが大事だと感じました。

ひとさじの会さんの活動のご様子や携行品を見た限りでも、これまでの地道で有意義な活動で培ってきたご経験と思慮をうかがいえることができました。

今回の参加を通して、ホームレス問題とむき合い当事者の声を世の中に届けるという課題について、さらに取り組んでいきたいという思いを強くしました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。