―浅草・上野地区で路上生活をおくる方々に月2回、おにぎりをお届けしています―
全国からいただいたお米をおにぎりにして、お腹の空いている人たちに届ける活動です。自力で動けない方々へ食事と医療品を渡すアウトリーチ型の炊き出し&配食夜回り活動を行っています。随時、ボランティアの募集を行っています。
大学生、主婦(夫)、お仕事帰りの方々、フリーターの皆さん……お坊さん以外にも、ひとさじの会には毎回30~40名のボランティアスタッフが参加しています。
①炊き出し
おいしく炊きあがったお米!かつおぶし、わかめ、梅干し…。栄養を考えて味付けした大きなおにぎりを約200個、心を込めて結びます。
②数量の確認
次のご飯が炊き上がるまでしばしの憩い。おにぎりを数えて保温袋に入れ、温かいままお渡しできるように工夫!薬や飴、下着類もルートごとに仕分けします。
③本堂でおつとめ
片づけを終えたら、活動の無事を願う、おつとめの時間。路上でお亡くなりになった方、今つらい思いをされている方…。いろんな想いを寄せてお祈りします。
④ルートごとに移動
いろは商店街~浅草コース、墨田川コース、上野駅コースに分かれて移動します。上野コースは、配食から参加するメンバーと合流します。
⑤夜回り配食
お一人おひとりに、おにぎりを手渡しし、お茶・薬・ホッカイロ・飴・下着などを必要に応じてお配りします。膝を折って、目線を合わせて声をかけ、お話します。
⑥振り返りと共有・相談
全コースの参加者が浅草駅前に集合して、活動中に受けた相談や路上生活をおくる方々の状況を振り返り、共有します。はじめて参加の方に感想をお聞きします。また、必要に応じて協働団体の皆さんに相談します。