寒くなり始めたこの頃。
防寒対策に使ってもらおうと、今回よりおにぎりとともにカイロの配布も再開しました。
ひとさじには毎回ボランティアの方が参加してくださり、たいへんに心強い存在となっています。
今回は、二度目の参加となるかたが多くいらっしゃいました。大変にありがたかったです。
ボランティアの方に、二度三度と足を運んでもらえるような会になっていければと思っています。
さて、ひとさじではおにぎりをお配りするルートがいくつか決められています。
ルートはおにぎりを受け取られるかたの人数やスタートからゴールまでの所要時間などを考慮して、会員のみんなでいろいろと相談しあって決めています。
事前に下見をすることもしばしばです。
このルートについてですが、時季によって変更していく必要があることを、一年間浅草でおにぎりをお配りしていて学びました。
浅草は日本がほこる観光地だけあって、一年間を通して実に様々なイベントなどが催されます。
4月には花見で賑わい、その後に三社祭、隅田川花火大会があり、本当に賑やかだと感じています。
ところが、そういったイベントが催される時季は、おじさん達も迷惑がかからないように自ら居場所を移動します。
そのことに気づかずに配食にまわってしまうと、普段はいるはずの場所におじさん達がいない…。
こういう場合は、ルートの変更が必要となるのです。
今回、浅草寺の界隈を配食していて、寒さをしのぐために夏場とはちがう寝場所に移動される方が多いような気がしました。
これからの時季、浅草周辺で大きなイベントはないようですが、「寒さ」ということも充分にふまえてルートを変更する必要があるかもしれないと感じました。
一足早く、冬の訪れを感じた今回の活動でした。