私が初めてひとさじの会に参加させていただいたのは、7月4日でした。
もともとボランティアに興味がありましたが、なかなか行く機会がなかったことや行きたいと思う分野のボランティアを見つけることができませんでした。
授業で元ホームレスの方のお話を聞く機会がありました。その方のお話を聞いて感じたのは、ボランティアをしたら、自分の視野が広がるのではないかということです。
ボランティアに行きたくなった私は、すぐに授業の先生に相談に行きました。7月4日のひとさじの会に行くと話してくださったので、私も行くことにしました。
初めて行った日は、本当に緊張しました。
お寺になかなか辿りつけず、泣きそうになりました(笑)
お寺についた時は、活動の様子に驚きました。
おにぎりを作る段階から参加させていただきましたが、おにぎりを作る作業がこんなにも重労働であるとは思いませんでした。
おにぎりを全て作り終えて数を聞いて、唖然としました。おにぎり230個以上とは、、、、、、
いざ自分たちの作ったおにぎりを配りに行く時間に!!!!
最初は緊張しまくりました。
どう渡したらいいかわからないし、今までホームレスの方と話したことないし。。。。。。
全てが不安でした。
おにぎりを配りながら、ホームレスの方とお話をしました。
今までこのような活動をしたことのなかった私にとって、とてもよい経験となりました。自分の視野が狭いことに気付かされました。
なにより、自分が偏見を持っていたことに気付きました。
自分と同じ人間であるのに。ただ、自分と異なる生活をしているだけなのに。自分の考えを変えていく必要があると感じました。話してみたら普通だし、逆に多くのことを学びました。
〝参加できる時は、絶対に参加しよう!!!〟
と初めてのひとさじの会の活動を終えて決めました。
そして今日は、私にとって3回目のひとさじの会でした。参加させていただくたびに、いろんなことを学びます。
アメリカに留学に行くということで、今回からしばらくひとさじの会の活動をお休みする方が話していたことが印象に残っていることがあるので紹介します。
「自分が戻ってきた時には、おにぎりを配ることが必要ではなくなる社会になっていればいい。たとえ、配る必要があっても、多くの人がこのような活動に参加していたらいい」
こんなことを話されていました。
私は、教員を目指しています。自分が教師になったら、いろんなことを教えていきたいと思っています。ひとさじの会で学んだことも伝えていきたいと思っています。
来年自分の通っていた高校に教育実習で行きます。教科を教えることも大事ですが、活動を通して学んだことを伝えていこうと思っています。
私にできることを、日記を書きながら考えてみました。
〝ひとさじの会の活動に参加すること〟〝活動を通して学んだことを伝えて行くこと〟
これが私にできることです。そのことに気づかせてくれたことに感謝しています。
これからもひとさじの会の活動に参加していこうと思います。