今回初めてひとさじの会を参加させていただきました。
参加する前までは私にとってホームレスの方たちは実際に会ったこともなく、他の子のように「怖いとか汚い」とかではなく、ほんとにそんな人がいるのかという想像がつかない感じでした。
実際会ってみると、明るくて優しそうでホームレスの人に全く見えない人もいらっしゃいました。
おにぎりを配ると「大きいなぁ!」と喜んでもらえて、おにぎり作りを参加できて良かったと思いました。
一つだけ寂しかったことがありました。
それは周りの人がホームレスの方を見る目です。何も悪いことをしていない、迷惑をかけていない方に向ける目が、まるで同じ人と思ってないように感じました。
それを見て何故ホームレスの方はただ必死に生きているだけなのに、このような扱いをされなくてはいけないのだと胸が痛みました。
参加し、分かったことがあります。人は決して一人ではないということです。たとえ家族との縁が切れても、また新しい縁が人は必ずあり、決して本当の孤独はないと知りました。
ひとさじの会に参加できて本当に良かったです。これからもできる限り参加したいと思います。
(T.H/上野駅付近)
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今回初めてひとさじの会に参加させていただき、私は今まで知らなかった新しいことを知りました。
これまで私は、「ホームレスは汚い」「危ないから近づいちゃいけない」と言われ、自然と路上生活者の人たちを見ないで生活してきました。
もちろん話したこともありません。だから路上で生活している人たちが一体どういう人たちなのかわからず、最初はとても不安で緊張して体はガタガタに震えていました。
でも路上生活者のおじさんたちはみんな優しく、おにぎりを渡した時「ありがとう」と言ってくれました。怖い人や危ない人なんて、一人もいませんでした。
おにぎりや飴玉を渡すのにおじさんと手が触れた時、おじさんの手は温かかったです。おじさんは優しく笑ってくれました。その笑顔を見た時、私のなかでホームレスの印象が変わりました。
私が歩いた浅草寺付近は、お正月に何度か訪れたことがありました。しかし、夜の浅草は昼とは全然違う顔をしていて驚きました。また浅草にあんなに路上生活者の人たちがいることすら知りませんでした。
だからこそひとさじの会に参加することが出来て、本当によかったと思っています。そうじゃなければ、私はきっと路上生活者の人たちのことをちゃんと理解出来なかったと思います。
今度来た時は、もっとおじさんたちとお話がしてみたいです。また参加させていただきます。本当に、ありがとうございました。
(文:M.M/浅草寺付近)
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このボランティアは私がいつも見ている世界とは違い、夜になるとこうも変わるんだなと知り、路上生活者の人の話を聞くと、私が思っていた以上にたくさん大変な思いをしていて心が苦しくなりました。
一緒にボランティアに参加している人もとてもいい人ばかりでたくさんのいい話を聞かせてくれました。
このボランティアをして路上生活者の人達の見方がガラリと変わり、私ももっと何かしなくてはと思うと同時に、また何度でもこのボランティアに参加したいと思います。
(文:M.T/いろは通り付近)