幼い頃から路上で生活をしている方を見かけることが多く、何かしてあげたいと思うのですが、それと同時に「怖い」という感情があったのをよく覚えています。それは高校生になった今でも変わりませんでした。
しかし今回の活動を通して、人の温かみや優しさを偏見で判断してはいけないと強く感じました。
おじさんたちに声をかけると、ほとんどの方が優しい笑顔で、目を合わせ、微かな声ではありましたが、「ありがとうね」と言ってくださいました。
心温まる美しい言葉でした。
配食が終わった頃には、「怖い」という感情は全くありませんでした。
おじさん達は私達と同じ人間ですが、当たり前のことに感謝することができる彼らは、何不自由なく生活している自分とは比べものにならないほど立派な人間であることを実感させられました。
彼らこそが優しい心の持ち主であると思いました。
自分の中で考えさせられることがたくさんありましたが、参加する前の自分から少し成長できた様な気がします。
吉水さん、ボランティアメンバーの皆さん、この度は温かく迎え入れて頂き、本当にありがとうございました。
皆さんと出会えたご縁と、貴重な体験ができたことに感謝します。
また是非参加させて頂けたら幸いです。
※本日は212回目のひとさじの会の活動でした。