2月5日(月)はひとさじの会の活動に参加させていただきありがとうございました。
炊き出しの準備よりお手伝いをさせていただきましたが、寄付をされた貴重なお米一粒一粒への感謝をはじめ、一つ一つの作業にも感謝が込められている空気を感じて、よい意味での緊張感の中での作業を体験させていただけたと思っています。
手の切れるような冷たい水で米を洗い調理器具を洗ったその後にも、自分の手にじんわり戻ってくる体温を覚えて感謝を新たにしました。
法要後、夜の配食では、私は上野のエリアを担当させていただきました。
お一人お一人に声をかけておにぎりなどをお渡しする、ほんの短い間のコミュニケーションではありましたが、皆さんのこちらをご覧になる穏やかで優しいまなざしに包まれて、私も優しい気持ちになることができたと感じています。
社会の構造上の問題として語られるような蘊蓄とは全く別な次元で、そこにはかけがえのないお一人お一人のいのちがあり、そして冬の寒空の下で夜を過ごさざるを得ない苦しみを抱えているということを、しっかりと胸に刻ませていただこうと思っています。
貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。
来月にも再度おじゃまいたしますがよろしくお願いいたします。
※本日は201回目のひとさじの会の活動でした。